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次の【I群】の記述と、【II群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】
〈Ａ〉華族女学校附属幼稚園に勤めていたが、貧しい子どもたちを対象とする幼児教育の必要性を感じ、森島峰とともに二葉幼稚園を設立した。
〈Ｂ〉リズミカルな歌曲に動作を振り付けた「律動遊戯」と童謡などに動作を振り付けた「律動的表情遊戯」を創作した。
〈Ｃ〉東京女子師範学校附属幼稚園の創設時の主任保姆として保姆たちの指導にあたり、日本の幼稚園教育の基礎を築いた。
〈Ｄ〉恩物中心主義の保育を批判し、著書『幼稚園保育法』（明治 37 年）において、幼児の自己活動を重視するとともに遊戯の価値を論じた。
【II群】　
ア：松野クララ
イ：土川五郎
ウ：東基吉
エ：野口幽香
オ：倉橋惣三

• 保育原理
• 保育原理

保育をする上で、日本の保育がどのように移り変わってきたかを知ることは、保育計画をする基盤へと繋がります。
保育の歴史を知っておくと、今後どのような保育をする必要があるのかを考え向上していくきっかけにもなるでしょう。

【A】エ
野口幽香は、貧しい子どもたちを対象とした二葉幼稚園を設立し、貧困家庭への支援や衛生指導を通して、子どもの安全や健康の保持に努めました。

【B】イ
土川五郎は、大正時代に幼児に見合った遊戯活動を目指しました。
規律的に行われる「行進遊戯」「唱歌遊戯」に違和感を訴え、感じたことをそのまま表現する「律動遊戯」「表現遊戯」を創作しました。

【C】ア
松野クララは、東京女子師範学校付属幼稚園において初代主任保母を務めた人物です。

【D】ウ
東基吉は、東京女子師範学校にて助教授兼幼稚園批評係を行った人物です。
フレーベルの影響を多大に受け、日本初の体系的保育論書である「幼稚園教法」の著者でもあります。

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