保育士試験の独学合格は少数派?合格者に聞いた勉強法やおすすめ教材を徹底解説!

保育士試験の独学合格は少数派?合格者に聞いた勉強法やおすすめ教材を徹底解説!

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「できる限り費用を抑えたい」
「家事や仕事で忙しくスクールに通う暇がない」



このような理由から、独学で保育士試験の受験を検討されている、またはすでに対策を始められている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ保育士試験について調べてみると、科目数が多かったり実技試験があったりと、「独学で合格できるのか?」と不安になりますよね。

そこで本記事では、保育士試験に合格した方のアンケート結果をもとに、独学でのおすすめ勉強法や、おすすめのテキストなどを徹底解説していきます。

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【独学合格は4分の1】保育士試験は独学で受かる?

結論からいうと、保育士試験に独学で合格することは可能です。

当社が保育士試験合格者に対して行ったアンケートの結果によると、全体の4分の1が独学で合格していることがわかりました。

保育士試験の独学合格者は4分の1!
※本結果において、「独学」の勉強法の定義は以下としています。
▶独学
・市販のテキストや問題集
・無料の学習コンテンツ(YouTube・スマホアプリ・Webサイト・過去問学習サイト)
 
▶独学以外
・通信講座
・資格取得スクール
・有料のEラーニング
・高校・大学・専門学校での授業
・会社や検定協会が主催する講義
・上司・同僚・知人からの指導

この結果を見ると、保育士試験に独学で合格した人は少数派だとわかります。

もう少し詳しく見ていきましょう。 本アンケートの回答者には、高校や大学で保育に関する科目の履修経験や、実務経験がある方も含まれています。以下をご参照ください。

※弊社実施アンケートより

ここで気になるのが、上記の「全くの初心者(実務経験も履修経験もない人)でも独学で合格できるのか」ということですが、「全くの初心者」の中で、独学で保育士試験に合格した方は、以下の通り36%でした。

※弊社実施アンケートより

こちらも少数派ではありますが、全くの初心者でも保育士試験に独学で受かることは可能だといえるでしょう。

セカンドキャリアとして、または保育士への転職を考えて1から保育士の勉強を始めようとされている場合は、ぜひこの結果も参考にしてくださいね。

このように、独学での合格者が少ない保育士試験ですが、実際の合格率や難易度はどうなのでしょうか。

保育士試験の合格率は20%前後、難易度は高め

保育士試験の合格率は、毎年20%前後で推移しています。

過去5年間の合格率の推移は以下の通りです。

保育士の資格は、指定の養成学校を卒業すると取得できる資格ですが、1 から勉強して保育士試験に合格することは簡単ではないとわかります。 他の国家資格の合格率と比較しても、簿記3級は37.1%(※1)、基本情報技術者は35.6%(※2)と、保育士試験の合格率は低めだといえるでしょう。

※1:令和4年度ネット試験合格率(簿記 受験者データ|商工会議所の検定試験
※2:令和4年度秋期CBT試験合格率(統計情報|独立行政法人情報処理推進機構

では、保育士試験に独学で受かるためには、どれくらいの勉強量が必要なのでしょうか。

実際の合格者へのアンケート結果も踏まえて解説していきます。

保育士試験に独学で受かるための勉強時間は約100〜150時間

結論からいうと、保育士試験に独学で受かるためには、約100〜150時間の勉強時間が必要です。

毎日1時間程度の勉強で、3〜6ヶ月ほどかかると見込んでおくとよいでしょう。

当社のアンケート結果からも、独学で合格した人は1日30分〜1時間程度の勉強を、半年程度行っているケースが最多でした。

【独学合格者】「1日平均30分〜1時間の勉強を半年間程度」が最多!
■勉強時間の目安:1日1〜3時間程度
勉強時間に関しては、1週間あたり3.5時間(1日平均30分程度)が最多ですが、アンケート結果をみると、独学合格者のうち半数以上が1週間あたり7〜21時間(1日平均1〜3時間程度)勉強していることがわかります。


■学習期間の目安:3ヶ月〜1年程度
学習期間は、半年前が最多でしたが、アンケート結果を見ると「3ヶ月前〜1年以上前」から勉強していた人独学合格者の8割以上であるため、少なくとも3ヶ月以上の学習が必要だといえるでしょう。
 
※弊社実施アンケートより

このように、保育士試験に独学合格した人の勉強時間を見ると、最低でも毎日30分〜1時間の勉強を3ヶ月以上は行う必要があります。中には、1日平均3時間程度勉強していたり、1年以上前から対策している人も。

しかし、保育士試験の受験を考えている方のほとんどが、仕事や家事で忙しい日々を送っているのではないでしょうか。そんな中勉強時間を確保して自分で勉強法を考えて進めていくと、大きな労力がかかってしまうでしょう。

そこで、実際に独学で合格した方が実践していた勉強法を、当社のアンケートにて調査しました。次章にて詳しくご紹介します。

実際の合格者に訊いた!保育士試験に独学で受かるための勉強法6選

実際に保育士試験に独学で合格した方が実践していた勉強法や、おすすめの勉強法を、「筆記試験」と「実技試験」に分けて解説していきます。

※ここでは、以下の質問に対する回答をご紹介します。
「Q. ”保育士”試験について、あなたの経験の中から、これから受験する人が最短もしくは確実に合格するためにおすすめの勉強方法はどのようなものですか?」

筆記試験対策

筆記試験対策におけるおすすめの勉強法は以下の3つです。

  • 不明点がなくなるまでひたすら過去問を解く
  • スキマ時間を活用する
  • 法改正の部分を入念に確認する

実際の声も踏まえて見ていきましょう。

1.不明点がなくなるまで過去問をひたすら解く

筆記試験対策は、私はひたすら過去問を解いて覚えました。間違ったところは、どこを間違えたか理解できるように、解説が詳しく書いてある問題集を選びました。
(20代女性・医療関係者)

過去問(3年分の6回)や模試も同じものを何度も解きました。試験本番で60点以上の点をとるためには、過去問で80〜90点ほど得点できるまで演習しておいた方が良いと思いました。
(30代女性・専業主婦)

テキストでのインプットも大事ですが、一通り知識を備えたあとは「過去問」の反復演習が効果的だという意見が多くみられました。

過去問は、本番試験に最も近い問題であり、試験の出題傾向をより正確に把握できるためです。

間違った問題は必ずテキストに戻って復習し、再度演習した際に間違えないようにしましょう。

「過去問でアウトプット」と「テキストでインプット」を不明点がなくなるまで繰り返すことが、知識を定着させる一番の近道です。 本番試験での合格基準は6割以上得点すること。試験対策では余裕を持って80〜90点を目指しましょう。

2.スキマ時間を活用する

アプリで移動中などの隙間時間を活用して勉強する。
(30代女性・パート/アルバイト)

人物や年代は覚えやすいよう語呂録をノートに書いて、仕事の昼休みなどに繰り返し見て覚える。
(40代女性・医療関係者)

保育士試験に合格するには、スキマ時間をいかにうまく活用できるかが重要です。保育士試験の受験を考えている方は、家事や現在の仕事で忙しいことも多いでしょう。

アプリやWebサイトなどの一問一答や問題演習ツールを使えば、通勤時間や休憩時間を活用して場所を選ばず簡単に試験対策を行えますよ。

保育士試験対策におすすめのアプリやWebサイトについては、本記事後半の保育士試験に独学で受かるためのおすすめテキスト・アプリ・無料サイトにて紹介しています。ぜひご確認ください。

3.法改正の部分を入念に確認する

過去問を解いて間違ったところを中心に勉強。あとは法改正が行われて、今年や去年から変わったことがないかについて調べる。
(30代女性・専業主婦)

参考書のようなものをさらっと目を通したら、あとは過去問を数年分解いて見直しを繰り返す。法律系は変更している場合もあるので注意。
(30代女性・パート/アルバイト)

独学の場合は、法改正の部分のチェックも必須です。

スクールや通信講座では、講師が法改正情報を入手して解説してくれますが、独学では自分自身で調べなければなりません。

保育士試験では、主に「子ども家庭福祉」「社会福祉」において法律や保育関連の制度に関する問題が出題されます。 法改正がなされた場合、対策方法や解答が過去問の正答とは異なるケースがあるため、注意が必要です。(法改正に対応して改題された過去問集を選ぶのがおすすめです。)

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実技試験対策

実技試験のおすすめ対策法は以下の3つです

  • 実技試験対策用のWebサイトやYouTubeを活用する
  • 家族や友人に披露する
  • 実技試験用の対策講座を受講する

それぞれみていきましょう。

1.実技試験対策用のWebサイトやYouTubeを活用する

実技対策は、お互いに絵や弾き語りの姿を投稿し、コメントし合うサイトがあり、非常に参考になりました。
(20代女性・医療関係者)

独学では、実技試験の対策も一人で行わなければならず、どんな形で出題されるのかイメージしにくい方も多いでしょう。

初めての保育士試験ならなおさら、実技試験の雰囲気などもわかりづらく、緊張して本番で本来の力が発揮できない可能性もあります。

そこで、WebサイトやSNSを利用して、保育士試験の受験者や合格者と交流したり、情報収集すれば、自分だけではカバーしきれなかった知識や効率的な勉強法を吸収できます。 特に、SNSで「#保育士試験実技」「#保育士試験独学」などと検索すると簡単に、保育士試験対策に励んでいる仲間の声を確認できるため、おすすめです。

SNSより:
テーマ『運動会』で練習しました。45分ぎりぎりでした。時計みる時間すらない。本番はお題もわからないし考える時間もいれると本当心配…。アドバイスいただきたいです。
#保育士試験 #保育士試験実技 #保育士試験造形 (引用元:Twitter

2.家族や友人に披露する

実技試験は、緊張しないよう家族などに課題曲を披露するといいですよ。
(30代男性・会社員)

保育士の実技試験本番では、正副2名の試験官の前で「音楽」「造形」「言語」のうち2つの分野について実演しなければなりません。

自分だけで練習していると、いざ人前で披露するときに過度に緊張してしまうことも考えられます。 少し面倒かもしれませんが、身近な家族や友人などの前で何度も披露し、慣れておくようにしましょう。

3.実技試験用の対策講座を受講する

実技試験(言語)は専門学校の直前短期講座に行きました 「三匹の子豚」など誰でも知っている童話でテーマがだされます。 そこから時間内に収まるよう自分で素話を再構成しないといけないです これは先生の指導が必須です。 (40代女性・パート/アルバイト)

実技試験では「音楽」「造形」「言語」のうち2つの分野を選択しますが、未経験であればピアノや絵の書き方、読み聞かせのやり方などを独学で身につけるのが難しいこともあるでしょう。

資格取得スクールや専門学校、保育園などが提供している、実技試験のみの集中講座や対策講座を利用するのもおすすめです。

実技試験だけなので費用も抑えられ、プロに学ぶことで効率よくスキルを身につけられます。 1回から受けられるものもあるため、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。

資格スクールや通信講座を勧める声も!

専門学校や通信で取得することが確実かつ最短であると思う。
(20代女性)

多少出費が多くても通信講座がお奨めです。テキストが多いので毎日必ず勉強し、早めに全テキストを終わらせる。余裕を持って復習に励む。
(60代女性・パート/アルバイト)

若い方ならやはり専門機関で講師から教わるのが良いと思います。しっかり内容が理解出来、現場実習も叶うことからこれが一番だと思います。4年制よりももっと短いコースがあるのでそれを選ぶのが良いです。独学が難しい分野ではあると感じます。
(30代男性・会社員)

そもそも独学で受験する人が少数派である保育士試験。

少し費用をかけてでも、資格スクールや通信講座を利用し、プロの講師から学ぶことを勧める声も多く見られました。

また、難易度の高い保育士試験を受けずに、学校卒業とともに保育士試験を取得できる「養成施設ルート」を目指す選択肢もあります。

「保育士の養成施設って、3,4年かかるんじゃないの?」「毎日通わなきゃいけないの?と思われる方も多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

学研アカデミーの保育士養成コース「1日3時間×週4日×2年間」で卒業と同時に保育士資格を取得できる「指定保育士養成施設」です。

オンライン授業と対面授業を併用しているため、家事や仕事で忙しい方でも、空いた時間を利用して無理なく受講できます。

さらに、Gakkenが運営する保育園での実習に加え、働きながら学ぶこともでき、より質の高い知識とスキルを身につけられます。

優れた講師陣によるキャリアや進路の相談も可能です。 ご興味がある方はぜひ、以下よりお気軽にお問い合わせください。

保育士試験に独学で受かるためのおすすめテキスト・アプリ・無料サイト

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保育士試験の独学合格を目指す方におすすめのテキスト・アプリ・無料サイトをそれぞれご紹介します。

おすすめテキスト・問題集5選

福祉教科書 保育士 完全合格テキスト 上・下

福祉教科書 保育士 完全合格テキスト 上 2023年版 (EXAMPRESS) [ 保育士試験対策委員会 ]

価格:2,200円
(2023/8/14 15:21時点)
感想(2件)

こちらの「保育士 完全合格テキスト」は、上・下の二部構成となっています。

延べ17万人の受験者に選ばれてきたという、「迷ったらコレ」の一冊です。

過去5回以上の本試験を徹底分析し、保育現場や保育養成の第一線で活躍する執筆陣が必要な知識を全てわかりやすく解説しています。

重要キーワードは赤シートで隠して暗記学習ができたり、過去何回出題されたのか明記されていたりと、独学者も安心して試験対策ができるテキストです。

この1冊で合格! 桜子先生の保育士 必修テキスト 上・下

この1冊で合格! 桜子先生の保育士 必修テキスト 上 2023年前期・2022年後期試験版 [ 桜子先生 ]

価格:2,200円
(2023/8/14 15:20時点)
感想(1件)

保育士試験講師歴13年、5万人以上の受講者実績を持つトップ講師である、桜子先生の著書です。

上・下の二部構成になっており、実際に多くの受験者を合格に導いたメソッドが凝縮されています。法改正にも完全対応しているため、独学の方におすすめです。分野ごとに一問一答が掲載されており、インプットとアウトプットの繰り返しで効率的に知識の定着ができます。

ユーキャンの保育士 速習テキスト 上・下

2023年版 ユーキャンの保育士 速習テキスト(上) (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン保育士試験研究会 ]

創業約70年を誇る資格講座の老舗「ユーキャン」による、やさしい本文と豊富なイラスト・図表が特徴の一冊です。

保育士試験の膨大な出題範囲から重要事項や頻出事項をわかりやすく整理されており、全くの初心者で不安な方におすすめです。 分野ごとに確認テストも用意されていて、力試しをしながら効率よくインプットを行えます。

福祉教科書 保育士 完全合格問題集

福祉教科書 保育士 完全合格問題集 2023年版 (EXAMPRESS) [ 保育士試験対策委員会 ]

過去10年以上の本試験問題を分析し、重要性の高い問題ばかりを集めた問題集です。

全ての問題で詳細な解説を確認でき、重要なキーワードは赤シートで暗記学習できるようにつくられています。

最新の法改正や出題傾向を反映して過去問を改題しているため、わざわざ自分で確認する手間を省け、効率の良い問題演習が可能です。1冊持っておいて損はないでしょう。

ユーキャンの保育士 過去&予想問題集【赤シートつき】

2023年版 ユーキャンの保育士 過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン保育士試験研究会 ]

過去問に加えて、本試験を想定したユーキャン独自の「予想模試」で腕試しができる問題集です。

法改正などの最新情報も反映し、やさしい文章を意識してつくられた解説が掲載されているため、初心者の方にもおすすめの一冊。 本書で過去問演習と予想問題を網羅できるため、なかなか勉強時間が確保できない方にもピッタリです。

おすすめアプリ3選

アプリ名 保育士 過去問 保育士 資格試験対策問題アプリ 保育士暗記カード+過去問 解説付
イメージ
特徴 ・過去9回分の過去問を掲載

・ごちゃまぜ模試、付箋リストなど効率的な勉強のための機能が豊富

・分野別、レベル別、年度別などの多様なモードあり

・全ての問題に詳しい解説付き

・頻出ワードの暗記学習が可能

・苦手な問題にチェックをつけてまとめて演習することも可能

保育士 過去問

引用:App Store

過去9回分の保育士試験の過去問をアプリでいつでもどこでも学習できます。

年度別はもちろん、9回分の本試験問題の「ごちゃまぜ模試」や自分でチェックしたものだけを出題する「付箋リスト」など、複数の機能で自分に合った試験対策が可能です。科目別に正答数の分析もできるため、苦手分野の把握や対策にも役立つでしょう。

ダウンロードはこちら:App Store Google Play

保育士 資格試験対策問題アプリ

引用:App Store

全ての問題に詳しい解説付きで、独学の方でもスキマ時間を有効活用して試験対策ができるアプリです。

試験の分野別・レベル別・ブックマークした問題のみなど、自分の学習状況に合わせて問題演習ができます。

「シリーズ累計100万ダウンロード達成」という信頼性も魅力ですね。

ダウンロードはこちら:AppStore

保育士暗記カード+過去問 解説付

引用:AppStore

過去問の分野別・年度別での演習や、苦手な問題にチェックをつける機能があり、繰り返しの過去問演習におすすめです。

暗記カード機能が搭載されているため、暗記が苦手な方・通勤時やスキマ時間にサクッと暗記学習をしたい方にはピッタリでしょう。

ダウンロードはこちら:AppStore

おすすめ無料サイト3選

サイト名 過去問研究所@Candyz 介護・福祉の応援サイト けあサポ 三幸保育カレッジ
特徴 完全無料・全問解説付きの過去問学習が可能。
試験実施団体に許諾をとり、著作権法に準じた唯一の過去問サイト。
毎日更新の一問一答・毎週更新の確認テストなどが利用可能。
アプリの利用もできる。
過去10回分の過去問を詳細の解説付きで学べる。
有料の保育士試験対策講座も提供。

過去問研究所@Candyz

「過去問研究所@Candyz」は、Gakkenが運営する完全無料で解説付きの過去問学習ができるサイトです。

出題年や分野の詳細な条件も指定でき、自分に合った効率的な学習を進められます。その他、頻出単語の暗記学習や、結果からの予測合否判定など、本サイトひとつで幅広い試験対策が可能です。

保育士試験の過去問は他サイトでも掲載されていますが、試験実施団体に正式に許諾をとり、著作権法に準じたサイト運営を行っているのはこの「過去問研究所@Candyz」のみ

会員登録は不要、いつでもどこでも1クリックで学習を始められます。

介護・福祉の応援サイト けあサポ

保育士受験対策のテキストや問題集、研修テキストなどを出版している中央法規が運営する受験者応援サイトです。 毎日(平日)更新される一問一答、毎週更新される穴埋め問題、月一の確認問題などさまざまなコンテンツが無料で利用できます。

三幸保育カレッジ

三幸保育カレッジは、全国に保育士養成学校を15校運営する「三幸学園グループ」の保育士受験対策講座です。

過去10回分の過去問を無料で学べて、各問題に詳細の解説もついています。 全くの初心者でも1発合格を目指せる有料の受験対策講座も用意されているため、独学が不安な方はぜひ確認してみてはいかがでしょうか。

保育士試験の独学勉強スケジュール

保育士試験に独学で合格するための具体的な勉強の進め方・スケジュールは以下の通りです。

1〜2ヶ月目科目ごとにインプット&例題演習
2〜4ヶ月目過去問・予想問題演習
5ヶ月目苦手科目/分野の克服・過去問演習の反復
6ヶ月目全科目総仕上げ

ここでは、合格者に対するアンケート結果を踏まえ、試験対策の開始時期を「半年前」として解説します。

1〜2ヶ月目:科目ごとにインプット&例題演習

まずは上述にて紹介したテキストなどに目を通し、科目ごとにインプットを行います。

1度で理解できれば問題ありませんが、全くの初学者の方は2周程度を目安にテキストに目を通しましょう。 おすすめの進め方は以下の通りです。

<進め方>

  1. 分野ごとにテキストを読む
  2. 付属の例題や一問一答を解く
  3. テキストの内容を再度確認する
  4. 次の分野に進む

ほとんどのテキストにおいて、科目や分野ごとに例題や一問一答がついているため、それらも活用しながら少しずつ知識を定着させていきましょう。

ポイントは、内容についてあまり深追いしすぎず、まずはテキストの最後まで目を通すことです。

初学者の方は特に、不明点も多く出てくるかと思いますが、ある程度理解したらどんどん読み進めていくようにしましょう。 後ほど問題演習を行ううえで徐々に理解は深まっていきますので、安心してください。

2〜4ヶ月目:過去問・予想問題演習

テキストに全て目を通し、小テストや例題も解き切ったら、問題集や無料過去問サイトを活用して、問題演習に取り掛かりましょう。

まずは、分野ごとに問題演習を行い、間違えた問題は必ず解答解説やテキストでわかるまで復習するようにします。

初学者の方は、これを2〜3周繰り返すのがおすすめです。

分野別の問題演習を終えたら、年度ごとの過去問演習も取り入れましょう。

保育士試験では全科目において6割得点しなければならないため、どの科目も得点できるよう、苦手分野から目を背けずに対策することが重要です。 また、全科目を通して演習すると、自分の苦手分野も洗い出されていき、試験対策の質も向上していきます。

5ヶ月目:苦手分野の克服・過去問演習の反復

問題演習とインプットを繰り返していると、自分の苦手分野がわかってきます。

特に難関といわれているのが、「社会的養護」「教育原理」「社会福祉」です。

「社会的養護」と「教育原理」
難関なうえに、どちらかの得点が6割を下回った場合、両方不合格になってしまうので要注意

「社会福祉」
法律や制度に関する暗記が重要となる科目なので、語呂合わせや一問一答などを繰り返して定着させる必要あり

上述の通り、苦手分野も含めて、全科目において全体の8〜9割は得点できるようになるまで対策を行い、過去問演習を繰り返しましょう。

6ヶ月目:全科目総仕上げ

試験の1ヶ月前からは、保育士試験の出題範囲全体において、以下の項目を再度確認しながら総仕上げを行います。

  • 全科目6割以上余裕を持って得点できるか
  • 法律や制度の暗記
  • 法改正事項
  • 時事問題

特に独学の場合、法改正については入念にチェックしましょう。法改正に対応していることが明記された最新版のテキストで対策するのがおすすめです。

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独学で保育士試験の合格を目指すメリットとデメリット

ここまで、保育士試験の独学合格に向けて、必要な勉強時間やおすすめ勉強法を解説してきました。

なかには、少し費用をかけてでも通信講座やスクールの受講を薦める声もあったように、独学にはメリットもデメリットも存在します。

これらを踏まえて、自分のライフスタイルや忙しさなども考えながら、どのように勉強を進めていくのか決めましょう。 では、独学で保育士試験の合格を目指すメリットとデメリットを紹介します。

メリット

費用が抑えられる

独学を選ぶ大きなメリットです。インプット用のテキストと問題集を1冊ずつ購入すると、5,000〜6,000円程度ですが、スクールや通信講座なら数万円以上かかることも珍しくありません。

自分の好きな時間・場所・方法で勉強ができる

勉強方法にこだわりがあったり、自分のペースで進めたい人には独学が向いているかもしれません。
テキストや問題集も自分で選べ、カフェや図書館など好きな場所で好きな時間に勉強できるためです。
一方、通信講座やスクールでは、カリキュラムで定められたスケジュールやテキストに従って勉強を進めなければなりません。

デメリット

モチベーションの維持が難しい

「いつでもどこでも勉強できる」というメリットが、「モチベーションの維持が難しい」というデメリットに転じてしまうこともあります。
独学では、決められた時間の講義もなく、周りに同士もいないため、自分で勉強計画を立て、「合格するぞ」という強い意志をもって進めていくことが必要です。

実技試験対策が難しい

特に初心者の方は、実技試験の対策に苦戦することが考えられます。
実技試験は、実演して練習するのが一番の近道ですが、独学ではフィードバックしてくれる講師もおらず、対策方法がわからなくなることもあるでしょう。
実技試験だけの対策講座なども開催されていますので、お悩みの方はぜひ検討してみてください。

不明点の解決に時間がかかる

勉強中に不明点があった場合、すぐに質問できる人がおらず解決に時間がかかることがあります。
動画の解説や質問サイトなどを駆使して、不明点をそのままにしておかないよう工夫する必要があるでしょう。

保育士試験の独学まとめ

本記事では、保育士試験に実際に合格した人へのアンケートをもとに、独学に必要な勉強時間や、おすすめの勉強法を解説しました。

実際に合格した人の声も参考に、自分に合った対策方法を実践し、さまざまなツールやWebサイトも活用しながら勉強を進めていくのがおすすめです。

なかでも、合格者のほとんどが推奨している過去問演習には、Gakkenが運営する「保育士過去問研究所@Candyz」がおすすめです。

完全無料・会員登録不要・1クリックで今すぐ始められ、全ての問題に詳細な解説もついています。

試験実施団体に正式に許諾をとり、著作権に従って運営しているのは数ある過去問サイトのなかでも、過去問研究所@Candyzのみ!ぜひ、独学合格ための良きパートナーとして、お気軽にご利用ください。

解説付き無料学習なら @Candyz

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